
東京を堪能しよう
憧れの大都会、東京。もう住んでいる人はもちろん、せっかく遊びに来た人も、「観光スポットが多すぎて、どこに行ったらいいのかわからない」と、行き当たりばったりになったらもったいないですよね。そうならないためにも事前に調べておきたいものです。
そこで今回は、東京を代表する観光スポットをほぼほぼ網羅しました。定番から穴場まで、おすすめの見どころ満載です。エリアを「東京駅周辺」と東京駅からみて「北東方面」「南東方面」「北西方面」「南西方面」、そして「23区外」と6つに分けました。
どの方面も東京駅から概ね1時間以内でアクセスできる範囲かと思います。それではまずは東京駅周辺から見ていきましょう!網羅したらかなり長い記事となってしまいましたので、目次を上手く利用してください。ピンポイントで飛べるようになっています。
東京駅周辺の観光スポット

丸の内側の景色
東京の玄関口でありながら、観光スポットでもある東京駅舎。そしてその周りに広がる街並みもまた見どころ満載。まずはそんな駅周辺からいきます。
東京駅

赤レンガの重厚感ある駅舎
なんと言っても丸の内側から見た赤レンガの駅舎は見物。2012年に復元工事も終了して、レトロ感と優雅さを兼ね備えたその姿が現代によみがえりました。駅舎内に入ってドーム天井を仰ぎ見れば、そこにはみごとな装飾も。
もちろん駅ナカ施設もとっても充実しています。広いだけあってお店が並んでいるのは一ヶ所だけじゃありません。
丸の内側には「グランスタ丸の内」、八重洲側には「キャラクターストリート」や「ラーメンストリート」があり、お土産にグルメにと、駅構内だけでも楽しめるくらいの充実ぶり。待ち合わせの目印「銀の鈴」も忘れずに。
皇居

「桜田門外の変」があった門です
駅から西側に歩いて15分ほどの位置には「皇居」があります。とても静かで自然豊かな空間が広がり、ここが都会のど真ん中であることを忘れてしまいそう。
旧江戸城の石垣や門を間近に見ることができる、歴史好きにはたまらないスポットでもありますね。
エリアは大きく分けて3つ。二重橋や楠木正成象、桜田門がある「皇居外苑」。江戸城本丸跡がある四季の自然も楽しめる「皇居東御苑」。日本武道館や東京現代美術館がある「北の丸公園」。皇居東御苑は無料で入れますが閉園日があるので中止してください。
そして皇居も、参観申し込みをすれば係員が付いての団体での見学が可能。当日受付もありますが人数制限がありますので、「絶対に見たい!」という人は事前申請をしましょう。
日本武道館

「いつかここでライブを開いて満員にしてやる!」ってみんな思うとこです。
武道の競技場としてだけではなくミュージシャンのコンサート会場としても有名な日本武道館。読んでくれている人の中にも「いつかは俺も武道館でライブをしてやる!」と頑張っている人がいるかもしれませんね。
皇居の北の丸公園の敷地内ですが、東京駅からだとちょっと距離があります。歩くのはちょっと…、という場合は、東京メトロ東西線の九段下駅で降りると近いですよ。
丸の内のオフィス街とショッピング街

日本経済の中心になるビル群
東京駅と皇居に挟まれた一角「丸の内」。大手の銀行や大企業のビルが並んでいる、日本のビジネスの中心地のひとつです。特に昭和9年にできた国の重要文化財でもある「明治生命館」は見ごたえがあります。
そして2000年代からはショッピングも楽しめるようになってきました。駅近くには「丸の内オアゾ」「KITTE」「丸の内ブリックスクエア」と商業施設が次々にでき上り、以前は人が少なかった日曜日でもにぎわうようになりました。
石畳と並木がオシャレな丸の内仲通りは、ブランドショップが立ち並び、他にもエステやグルメもあるので女性から特に人気のエリア。
銀座

銀座松坂屋の夜景です
ショッピングと言えば忘れてはいけないのが「銀座」ですね。「和光」「三越」「松屋」をはじめとする老舗の百貨店、高級ブランドショップが立ち並ぶハイソな街。
日本人だけでなく外国人からも人気があって、高級店はもちろんのこと、南側にある「博品館」はお土産を買う外国人がたくさんいます。今や「銀座でお買い物」が日本人だけではなく外国人にも通じるステータスのようですね。
築地

場外市場はこちら
2018年10月に豊洲に移転する築地市場。ですがあまり知られていないのが、移転するのは場内と言われる中央卸売市場だけで、場外市場はそのままとどまって営業を続けるんです。
この場外市場が、飲食店や加工食品の店が約500もあつまる一般の人も利用できるエリア。なので観光客は今まで通り場外市場でグルメを楽しむことができます。
場内は水産と青果を扱っていた市場。それが豊洲に移転すると「魚の仕入れに時間がかかって鮮度が…。」と心配になるかもしれませんが、それも心配いりません。
新しく「築地魚河岸」が作られていて、飲食店がこれまで通りに安心して仕入れができる環境が整っています。移転でどうなってしまうか、というよりも、どのように変化していくかが楽しみな地域ですね。
アクセスは次の通り
- 都営大江戸線「築地市場駅」から徒歩約6分
- 東京メトロ日比谷線「築地駅」から徒歩約6分
- 都営浅草線「東銀座駅」から徒歩約10分
東京駅から北東方面の観光スポット

隅田川の水上バス
この地域はいわゆる「下町」と呼ばれているエリアで、浅草や柴又がここに含まれます。観光の定番として外せない場所ですね。
浅草寺

宝蔵門と、奥に見えるのは五重塔
国内外から観光客が訪れる人気スポット。大きな提灯の雷門をくぐると、そこには仲見世通りが続きます。ここは老舗のお土産はもちろん人形焼きといった食べ歩きできる下町情緒ある商店街。
そのまま進めば浅草寺に到着。宝蔵門をくぐってまっすぐ行けば本堂にたどり着きます。遠くにはスカイツリーが見えますので、歴史ある建物と現代的な建造物をひとつの画像に収められる絶好の場所。
夜になったらまた違う一面を楽しめます。本堂や雷門が夜11時くらいまでライトアップされ、昼間とは違った写真が取れます。近くに宿泊する場合は是非両方の顔を見ておきましょう。
アクセスは「浅草駅」ですが、路線によって場所が違います。どちらからでも徒歩で約8分で本堂まで行けます。
- 雷門の東側…都営浅草線・東京メトロ銀座線・東武スカイツリーライン
- 浅草寺の西側…つくばエクスプレス

浅草花やしき

下町っぽいデザインの入り口
浅草寺の本堂から西側に位置する、日本最古の遊園地と言われる「花やしき」。もともとは植物園として始まったので、その名残としてこの名前になっています。
見た目は下町の街並みに馴染む昔ながらの雰囲気。他の遊園地のようなハデハデしい印象ではありませんが、それがまた「らしさ」とも言えますね。
東京スカイツリー

遠くからも見れますが、近くからだと迫力が違う
2012年5月に開業した新しい観光スポットで、高さはなんと634m!その高さには圧倒されるばかりです。
その高さを生かした展望フロアは、350mにある「展望デッキ」と450mにある「展望回廊」の2つ。展望デッキの時点ですでに東京タワーよりも高いのに、さらにその100m上から見る景色は、まさに別世界。
スカイツリーの下側には、ショッピングタウン「東京ソラマチ」が広がっています。いろんなテーマごとにエリアが分かれているのが特徴的。雑貨屋カフェが並ぶ「ソラマチ商店街」、お土産や雑貨が並んでいる「ジャパンスーベニア」、グルメを楽しめる「ソラマチダイニング」といったエリアがあります。
アクセスは次の通り
- 東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」から徒歩約3分
- 都営浅草線・東京メトロ半蔵門線・京成押上線「押上駅」から徒歩約5分
すみだ水族館

魚はもちろん、イソギンチャクなどいろんな生き物に出会えます
スカイツリーを中心に、周りの広場やプラネタリウム、オフィスビルを含めて、この一帯は「東京スカイツリータウン」と呼ばれていて、下町文化と現代的な文化が融合した、いわば「新しい下町」となっています。
一番のスポットはやっぱりスカイツリーですが、忘れてはいけないのが、この「すみだ水族館」。飼育設備やスタッフの働く姿を見られる「アクアラボゾーン」があって、ただ単に観賞するだけでなく学ぶこともできるんです。
両国国技館

相撲ファンならぜひともカメラに収めたい!
1月・5月・9月の大相撲東京場所が開かれるのが、この「両国国技館」。運よく開催期間に訪れることができたら、その迫力ある取り組みを見ていきたいものですね。
そして開催期間でなくても無料で館内に入って見学することができます。それほど大きくはありませんが「相撲博物館」が併設されているので、相撲ファンでなら必見。撮影禁止なのがちょっと残念ですが。
相撲グッズの売店もありますが、東京場所がある月の場合、開催期間以外は閉まっているなど、開いている期間は不規則。売店目当てで訪れる場合は事前にチェックが必要ですね。
アクセスは次の通り
- JR総武線「両国駅」から徒歩約2分
- 都営大江戸線「両国駅」から徒歩約5分
江戸東京博物館

楽しみながら歴史を学べるよ
江戸時代から現代へと続く歴史と文化を体験できる人気のスポット。精巧なジオラマで、江戸城や庶民の日常生活を再現しています。町民一人一人が表情や着物が違うので、思わず時間を忘れて見入ってしまいそう。
ジオラマだけでなく実物大の展示物もあります。その中でも圧巻なのが日本橋のレプリカ。もちろん歩いて渡ることができますよ。それ以外にも江戸時代の暮らしを体験できる長屋のコーナーもあって、肥桶なんかを担ぐこともできます。
近現代のコーナーでは、明治以降の住宅などを模型で再現されていたり、実際の車や服、さらにはポケベルまで展示されたりしています。
柴又

彫刻も有名な帝釈天
「男はつらいよ」シリーズでお馴染みの柴又。そんなこともあってか、駅を出るとすぐ目の前に「寅さん」の銅像が立っています。
柴又の見どころと言ったら「柴又帝釈天」と、駅からそこへ続く商店街。レトロ感ある老舗の店が並ぶ商店街は、まるでタイムスリップしたかのよう。お団子なんかを食べ歩きしながらお土産物を見て回るだけでも楽しめます。
そのまま商店街を抜ければ帝釈天。お参りが済んだら是非彫刻ギャラリーと庭園も見て回りましょう。お触りは禁止ですが、触ってみたくなる立派な彫刻がたくさん展示されていますよ。
帝釈天以外にも「寅さん記念館」や柴又公園の「矢切の渡し」もはずせませんね。
秋葉原駅周辺

小ぎれいになった秋葉原駅
マニアックな人しか来ない、というのは昔の話。今では国内外を問わずに観光客が訪れるようになった秋葉原。「電車男」のヒット以降知名度が全国区になったので、「とりあえずアキバ寄ってみよう」なんていう人も多いようです。
電気街

駅を出て南側 このまままっすぐ行けば中央通りに
秋葉原の代名詞的な存在ですね。駅の改札にも「電気街口」があり、そこから出てみると様々なショップが連なっています。
改札を出て北側に出れば「AKBカフェ」「ガンダムカフェ」が、南側に出れば「ラジオ会館」と、アイドルやアニメのファンを迎えてくれるお店がすぐそこにあります。
そして中央通りにでれば、そこがいわゆる電気街。ラオックス・エディオン・ビックカメラなどの大型家電量販店はもちろんのこと、ゲームセンターやメイド喫茶、アニメイトやとらのあなとサブカル関係も数えきれないほど。チラシを配っているメイドさんもよく見かける光景です。
一歩裏に入ってみればマニアックなパーツショップもあるので、マニアにはたまらない街。
大人のデパート:pop life department.m’s

中は大人になってから
そんな電気街口でもひときわ異彩を放つお店。名前の通り大人向けのグッズを販売しているお店なので18歳未満の方は入店しないでくださいね。
なにが異彩かというと、まずはその大きさ。地下1階から地上8階の建物で、上の7階8階以外がすべてショップフロアになっている大型店舗。そしてこのジャンルの店なのに、駅のすぐ目の前という一等地にあるんです。電気街口から出て南側に徒歩1分もしないでたどり着けるし、駅のホームからも見えるくらい。
そして何と言っても店の入りやすさ。ポップなデザインになっていて、後ろめたさを感じさせないので、とっても気軽に入れます。男性客やカップル客はもちろん、女性の単独客も少なくありません。
観光に来たテンションもあるのか、繁忙期は観光客が訪れすぎて店内ですれ違うのもひと苦労なほどに込み合います。このジャンルのお店がこれほどの人気になるのも、秋葉原のカオスっぷりを表していますね。
ヨドバシAkiba

仕事帰りによって行くサラリーマンもよくいます
電気街口とは反対側のすぐ目の前にあるヨドバシAkibaも秋葉原のランドマーク。電化製品やAV機器そしてパソコン関連の販売はもちろん、テナントとして書店やファッションショップが入ってる複合施設。なんと、バッティングセンターとゴルフ練習場まであるんです!
1階の入り口周りにはスイーツを売っているお店がありますし、また8階がレストラン街になっているので、秋葉原観光で疲れた時はヨドバシAkibaで一休みもいいですね。
神田明神

平日昼間、雨の日でも参拝客が
約1300年の歴史を誇る由緒ある神社で、秋葉原界隈だけでなく神田や丸の内、築地と広範囲の町会が氏子になっています。そのため初詣の時期には30万人もの人が訪れます。
赤く煌びやかな「随神門」をくぐりまっすぐ進めば本殿。それ以外にも周りには大国様や恵比寿様、魚河岸水神社とお参りするところがいくつかあります。
そしてアニメの聖地としても有名。「ラブライブ」の劇中で登場しただけでなく、神田明神サイドが積極的にコラボグッズを展開しています。ラブライブ以外のアニメとも多数コラボグッズを展開しているので、アニメファンなら必見ですね。
主なアクセスは次の通り
- JR中央線・総武線、東京メトロ丸の内線「御茶ノ水駅」より徒歩約5分
- JR山手線・京浜東北線「秋葉原駅」より徒歩約7分
上野駅周辺

夜の上野駅
「北の玄関口」として知られる上野周辺も楽しめるスポットがたくさんあります。観光だけでなくグルメにショッピングにと、一日いても飽きることがありません。
アメヤ横丁(アメ横)

雨のアメ横
上野~御徒町間の、架橋下とその西脇の通りを指す商店街「アメヤ横丁」、いわゆる「アメ横」。その隣の通りや架橋の反対側を含めたこのエリアは、買い物客や観光客で常に大賑わい。特に年末のお正月用の買い付けの混雑は有名ですね。
お店の数はアメ横だけで400ほど。衣類や雑貨、食料品に医薬品と揃わないものがないくらいに多種多様な店が立ち並びます。グルメも充実していて、昼間から飲めるお店もあれば低価格の立ち飲み屋、屋台風の店や外国人が経営しているケバブ屋まであります。
日本の下町情緒がある中にも異国情緒も加わったちょっと異質な空間。そんな中で食事を楽しむのも観光ならではかもしれませんね。
上野恩賜公園

上野公園不忍池のアジサイ
上野駅のすぐ西側。この広大な敷地の中には見どころがたくさん。まずはその自然の豊かさで、都内有数の桜の名所。桜の季節になると日本人の花見客はもちろん、外国人観光客もよく見かけます。
季節が違っても緑豊かな木々の中を散歩するだけで心が洗われます。不忍池には蓮も植わっていたり、冬には鴨が飛んできたり、またボートも楽しめる憩いの場となっています。
他には西郷隆盛の像を始め、上野東照宮や上野大仏(パゴタ)があります。上野大仏は顔だけが安置されているものなのですが、「これ以上落ちない」ということから受験や就職にご利益があると言われています。
上野動物園

食べて遊んで寝るだけで人気者
上野公園の代名詞的な存在ですね。日本で一番古い歴史を持つ動物園で、飼育されている動物は約400種類もいるんだとか。広い敷地は東西に分かれているのですが、それをつなぐ日本初のモノレールが通っています。こんなところも歴史がある動物園ならではですね。
パンダのシャンシャンが生まれた時は日本中で話題になりましたよね。東日本でパンダを観ることができるのは上野動物園だけなんです。そしてパンダ以外にも、オカピ・コビトカバの世界三大珍獣が飼育されています。
美術館や博物館などの施設

重厚感ある国立科学博物館
上野公園内には、すべてを一日で見て回るのはとても不可能なほどの施設があります。特に美術館や博物館が多くありますので、興味がある人は下調べをしておいて、見たいものがあったら時間を取ってじっくりと見て回るのがおすすめ。
公園内の主な施設
- 国立西洋美術館
- 東京都美術館
- 上野の森美術館
- 東京国立博物館
- 国立科学博物館
- 東京文化会館
- 下町風俗資料館
谷根千(やねせん)エリア

猫を訪ねて谷根千へ
谷根千は「谷中・根津・千駄木」の最初の一文字ずつを取って付けられた、この一帯を指す総称。ここは太平洋戦争による被害をあまり受けなかったことから、昔ながらのノスタルジックな風景が残る地域なんです。
寺社仏閣がたくさんあるので、のんびり散歩しながらお参りしてまわるのもいいですね。猫が多い地域なので途中で出会えるかもしれません。
そこまで時間は取れないなぁという人は、谷中銀座商店街がおすすめ。日暮里駅を西に出て5分ほどのところにある「夕やけだんだん」という夕陽で有名な階段を降りると、そこが商店街の入り口。猫が多いことにあやかって、猫をモチーフにしたお土産やオブジェをよく目にします。
アクセスは次の通り(日暮里駅がおすすめ)
- JR山手線「日暮里駅」…徒歩約5分で谷中銀座
- 東京メトロ千代田線「千駄木駅」…徒歩約6分で谷中銀座(日暮里とは反対側)
- 同じく千代田線「根津駅」…千駄木駅から南に徒歩約15分離れたところ
東京駅から南東方面の観光スポット

レインボーブリッジの夜景
こちらはいわゆる「湾岸エリア」です。都による開発が進み、流行の先端を行く商業・レジャー施設が増えてきた地域ですね。
月島

月島もんじゃストリートの奥にはタワマンが
湾岸エリアと言っても、お台場のよりも都心に近い位置にあって、かつ下町情緒が残っている月島。近年はタワーマンションも増えてきましたが、それでもレトロ感ある風景もしっかりと残っています。写真を撮れば、風情ある建物と現代的なタワーマンションとの対照的なものが映った画像を収めることができますよ。
月島と言えば何と言っても「もんじゃ焼き」。通称「もんじゃストリート」と呼ばれる通りがあって、団体旅行や修学旅行でも訪れるほどの人気の場所。
汐留

近くには日本テレビがあります
湾岸エリアに行く交通手段のひとつ「ゆりかもめ」。レインボーブリッジを通ってお台場方面に進んでいくのですが、その最初の停車駅が、海にはまだ距離があるこの汐留駅。
駅から出て海側に行けば「浜離宮恩賜庭園」がありますし、新橋側に戻れば「日本テレビ」。日テレタワー内には「日テレ屋」があって、キャラクターグッズや番組にちなんだグッズが扱われています。
このあたりは「汐留シオサイト」と呼ばれていて、今開発が進められている地域なので、今後名所が増えてくるかもしれませんね。
お台場

レインボーブリッジは芝浦と台場を結んでいます。
ゆりかもめに乗って景色を楽しみながら進んでいくと、「台場駅」に到着。ここがあのフジテレビの最寄り駅です。
フジテレビ周辺

お台場のシンボル:フジテレビ
フジテレビでは球体展望室「はちたま」で景色を眺めることができるし、「フジさん」では番組や映画にちなんだお土産が買えます。
さらに、フジテレビ周辺は見どころがいっぱいあるんです。大型ショッピングモールだけで3つもあって、フジテレビの目の前には「アクアシティお台場」、その隣には「デックス東京ビーチ」。また駅と反対側に行けば「ダイバーシティ東京プラザ」。
さらに「デックス東京ビーチ」の中には「東京ジョイポリス」「台場怪奇学校」といったアミューズメント施設があるので、一日ではまわり切れないほどの魅力がたっぷり。
アクセスは次の通り
- ゆりかもめ「台場駅」から徒歩約3分
- りんかい線「東京テレポート駅」から徒歩約5分
東京お台場大江戸温泉物語

都会的な中にある江戸情緒
13種類の天然温泉が堪能できるテーマパーク。受付を済ませたら浴衣に着替えて施設内で遊びましょう。そこには江戸の縁日のような景色がひろがり、いろんなアトラクションが用意されています。
ひとしきりはしゃいで汗をかいたら温泉に。それ以外にもエステやあかすりに岩盤浴、フィッシュセラピーなんかも用意されています。もちろん食事処もありますよ。
東京ビッグサイト(東京国際展示場)

アニメジャパンも開かれます
コミックマーケット(コミケ)の開催場所として有名ですね。もちろんそれ以外にも様々なイベントが開催されていています。
基本は展示会場ですので、「ここに行って遊ぶぞ~」という場所ではありませんが、タイミングよく自分が興味のあるジャンルの展示をやっていたら足を運んでみてもいいかもしれませんね。オリジナルグッズも扱っているので、お土産や記念にいかがですか?
駅の反対側には科学博物館の「スリーピア」や「水の科学館」があります。
アクセスは次の通り
- ゆりかもめ「国際展示場正門駅」から徒歩約3分
- りんかい線「国際展示場駅」から徒歩約7分
葛西臨海公園

観覧車から見る海は、より一層大きく感じます
駅を降りるとすぐ目の前に広がっている広大な敷地。海にすぐ近くなので、特に夏場は水遊びをする人であふれています。
自然と触れ合えるのがテーマなので、海に関するものだけでなくその他の自然もいっぱい。野鳥の観察ができる鳥類園ゾーンに樹木や蓮池がある中を散策できる芝生広場ゾーン。そして芝生広場には大きな観覧車が!夜に乗れば素敵な夜景が、昼間に乗ればディズニーやスカイツリー、天気がよければ富士山まで見えるんです。
そして忘れてはいけないのが「葛西臨海水族園」ですね。アクアシアターと呼ばれるドーナツ状の大きな水槽では、マグロたちが回遊する様子を間近で見ることができます。また国内最大クラスのペンギン展示施設もあって、水中と陸上の両方からペンギンを観察することができるんです。
東京駅から北西方面の観光スポット

いろんなビルが建ちららんでいる地域です
ここは新宿を中心とした、いわゆる「副都心」と呼ばれているエリアですね。都会的なものが多いと思われがちですが、意外と自然も豊かなんですよ。
東京ドームシティ

野球やコンサートでお馴染み
東京ドームを中心として、アトラクションやミュージアム、ショッピングモールにスパ施設と、大人も子供も楽しめるものがそろったアミューズメントエリア。
特にジェットコースターの「サンダードルフィン」は、都会のビルの間を疾走したり、観覧車の真ん中を突っ切ったりと、ここでしか体験できないスリルと迫力。
アトラクションでひとしきり遊んだら「スパラクーア」で疲れを取りましょう。天然温泉を使ったスパエリアで癒された後はラクーアリビングで一休み。リフレッシュできたらそのあとは近くのショッピングモールでお買い物もいいですね。
主なアクセスは次の通り
- 東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」から徒歩約9分
- JR中央線・都営三田線「水道橋駅」から徒歩約9分
東京大学・本郷キャンパス

銀杏が見ごろの安田講堂
日本の最高学府、東京大学。こちらは赤門で有名な本郷キャンパスです。部外者が勝手に入っていいのか心配かもしれませんが、実際のところ近所の人が散歩している姿もよく見かけますし、観光客の姿も珍しくありません。
赤門と並んで有名なのが安田講堂と前に並ぶ銀杏並木。銀杏の葉が黄色に色づくころに訪れれば絶景が目に飛び込みます。それ以外にも敷地一帯が自然豊かで、歴史を感じさせる建築物も多くて見ごたえ充分。アカデミックな雰囲気を感じながら歩くのも非日常を味わえますね。
主なアクセスは次の通り。
- 東京メトロ丸の内線・都営大江戸線「本郷三丁目駅」から、赤門まで徒歩約6分
- 東京メトロ南北線「東大前駅」から、赤門まで徒歩約10分
池袋

サンシャインシティの広場から
遊ぶのにも買い物するのにも不自由しない大きな繁華街。商業施設がいろんなところにあって街を歩くだけでも楽しめますが、池袋に来たのなら抑えておきたいのが「サンシャインシティ」です。
駅の東口から徒歩約8分にある池袋のランドマーク、サンシャイン60。見るだけでなく「体感する展望台・スカイサーカス」を始め「サンシャイン水族館」「ナンジャタウン」「プラネタリウム・満天」、もちろんショッピングも。と盛りだくさん。
駅の反対側、西口を出てすぐ近くにある「東京芸術劇場」も要チェック。クラシックコンサートや演劇の公演はもちろんのこと、いろいろな芸術作品の展示がされたり、ワークショップが開催されたりしているので、アートに興味ある人は必見です。
そして隣接している公園が「池袋ウエストゲートパーク」でも有名な池袋西口公園。芸術劇場の隣だけあり公園周囲にはオブジェも建っていてアーティスティックな雰囲気。
新宿駅周辺

西口に出ると、ビル!ビル!!ビル!!!
新宿もまた、商業・娯楽施設が立ち並ぶ、街自体が観光地の都市。その新宿の中でもおすすめの場所をいくつかピックアップしていきます。
都庁

ツインタワー どーん!
新宿のランドマークのひとつ。南北に分かれるツインタワーの両方に展望室が付いています。そして嬉しいことに無料で入れるんです。展望室の高さは約200mで、窓の近くにはその方向に何が見えるかの案内もされています。
お土産も豊富に販売していて、中には都庁限定のオリジナルアイテムもありますので記念にひとついかがですか?
新宿アルタ

買い物していって、くれるかな?
新宿駅東口を出てすぐ目の前に見えるのが、『笑っていいとも!』を放送していた新宿アルタ。今でも待ち合わせの場所のひとつとして使われているスポットです。
地下2階から地上6階まで、飲食店や雑貨屋、ファッションにアクセサリーのショップが並んでいて、特に若い女性客が目立ちます。駅とは地下でつながっているので雨の日でも安心。私はよく仕事帰りに地下でたい焼きを買って帰りました。
またアルタ前の新宿通りを東側に行けば、大手百貨店がいくつも並んでいます。
歌舞伎町・ゴールデン街・新宿二丁目

ゴールデン街:昼間に行くと静かな雰囲気だけど…
アルタの裏側にある大通り「靖国通り」を渡ると、そこには歌舞伎町があります。多種多様な店が存在するカオスな場所ですが、その分ここでしか味わえない雰囲気もあって観光客に人気。
夜の街というイメージが強いかもしれませんが、「サムライミュージアム」「VR ZONE新宿」と健全な遊び場もちゃんとあります。靖国通り沿いにある猫カフェに遊びに行ったときは、店員さんが外国人客に英語で対応していました。
歌舞伎町から東側に行くとゴールデン街という、個性的な飲み屋が並ぶ大人の一角があります。木造の長屋風の建物が並ぶレトロなエリアで、それが魅力的なのか近年は外国人がよく訪れるようになっています。
ちょっとディープな場所ではありますが、そういったところで一杯飲むのも観光ならでは。飲み終わったら酔い覚ましに、裏側にある「花園神社」にお参りもおすすめ。
ディープと言えば忘れてはいけないのが新宿二丁目。靖国通り沿いに新宿駅とは反対側に歩いていくと右手側に見えてきます。
ゲイバーが多い街で、一昔前は初心者には近寄りがたいイメージでした。でも最近はテレビで取り上げられることも多くなり、むしろ「初心者歓迎」のお店が増えているんだとか。
夜を満喫したかったら、歌舞伎町から二丁目のエリアは必須ですね。
新宿御苑

遠くのビルを眺めながらのんびり休憩
都会の喧騒を忘れられる大きな公園。ゆったりとしていて見晴らしのいい「風景式庭園」と左右対称の並木が美しい「整形式庭園」、それに池の周りに沿って作られている「日本庭園」を組み合わせたみごとな庭園です。
四季ごとにそれぞれの自然の美しさを感じられますが、特に桜の季節は圧巻。遠くに見える高層ビル群を眺めながら、心の疲れを癒してはいかがですか?
靖国神社

靖国神社の大鳥居
東京の桜の開花宣言をする基準となる木があるのが、この靖国神社。それだけあって都内でも有数の桜の名所となっていますが、秋になれば紅葉も見事!
明治維新以降の戦没者をまつっていることに関連してか「遊就館(ゆうしゅうかん)」という日本最初の軍事博物館が敷地内にあります。それほど大きくない建物ですが、展示内容はとっても濃密。じっくり見て回ると2時間以上はかかると思われます。
アクセスは次の通り
- JR中央線、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋駅」から徒歩約10分
- JR中央線、東京メトロ有楽町線・南北線、都営新宿線「市ヶ谷駅」から徒歩約10分
- 東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線「九段下駅」から徒歩約5分
東京大神宮

夜は夜で魅力的
伊勢神宮の遥拝殿(ようはいでん)として1880年に建てられました。そのため「東京の伊勢神宮」とも呼ばれています。遥拝殿とは「遥か遠くから拝むための場所」という意味です。
神前結婚式の発祥の地で、その始まりは1900年に行われた大正天皇(当時は皇太子殿下)の結婚の礼です。それもあってか縁結びの神社・恋のパワースポットとして有名。
「恋みくじ」もよく当たると話題ですし、縁結びのお守りも人気。特に「幸福が訪れる」という花言葉を持つ鈴蘭をかたどった「縁結び鈴蘭守」が一番人気です。ご神木のあたりは浄化スポットなので、恋の悩みはここできれいさっぱり!
お参りの際は、境内にある一番のパワースポットと言われる「飯富稲荷神社」も忘れずに。
東京駅から南西方面の観光スポット

同じビル群でもデザインに凝っています
このエリアは港区・渋谷区・目黒区とセレブな印象の街が広がるエリア。できることなら観光で行くのではなく住んでみたい、なんて…。
国会議事堂

ここで日本の未来が決められているんですね
皇居の南西側からほど近い位置にある、日本の政治の中枢。修学旅行で東京に来た人の大部分が訪れたところだと思います。小中学生時代は政治なんてよくわからなかったと思いますが、大人になってからだと、また違った見方ができるもの。
実は当日現地で受付をすれば無料で見学ができます。といっても場所が場所なので自由に行き来できるわけではなく、職員さんに案内されながらの決められたコースのみの見学で、撮影も限定されていますが。
テレビではほとんど映されることがない大理石の壁や天井のステンドグラスを見たり、議員席のレプリカに座ってみたりと、大人の修学旅行も悪くありませんね。
アクセスは次の通り
- 東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前駅」から徒歩約3分
- 東京メトロ半蔵門線・有楽町線・南北線「永田町駅」から徒歩約3分
渋谷駅周辺

外国人に人気なスクランブル交差点
流行の発信地として、若者だけでなく大人にも人気の街。とにかく話題になるスポットが駅周辺にたくさんあるのが特徴。
まずは待ち合わせ場所の定番「モヤイ像」と「忠犬ハチ公像」、いつ訪れても付近には人がたくさんいます。そしてハチ公の目の前の「スクランブル交差点」。多い時には1回で3,000人も渡ることがあるんだとか。そしてスクランブル交差点を渡れば、有名な「SHIBUYA109」や「センター街」の入り口が視界に入ります。
他に有名なところと言えば、パルコにつながる異国情緒ある「スペイン坂」と、東急百貨店本店の裏にある複合文化施設「Bunkamura(文化村)」が挙げられますね。スペイン坂は100mほどの緩やかな坂に雑貨屋・ファッションショップ・飲食店が並ぶ一角。Bunkamuraは映画や観劇にギャラリーと、名前の通り文化的なものに触れられるところです。
一方駅の東側に2012年にできた「渋谷ヒカリエ」も、是非とも寄っておきたい場所。地下4階から地上34階の高層施設で中も外もとってもおしゃれ。アパレルやスイーツのショップの他、劇場やミュージアムも入っているんです。
原宿駅周辺

表参道ヒルズにはお店がいっぱい
渋谷駅のひとつ北にある原宿周辺も有名どころがたくさんあるエリア。まず「竹下口」から駅を出ると、すぐそこには原宿の代名詞「竹下通り」が目に入ります。そしてもうひとつの出口「表参道口」を出れば、こちらも有名なオシャレタウン「表参道」がすぐそこに。
表参道の街並みを見ながらそのまま進めば、これまたおしゃれな街として定評のある青山にたどり着きます。
メインストリート沿いを歩くだけでもハイブランドなショップにあふれていて、特に「表参道ヒルズ」の中には、ここだけでなんと100店舗ほどのお店が集まっているんです。
そして一歩裏通りに入れば個性的なお店が多くあります。特に有名なところは「キャットストリート」と呼ばれる、通称「裏原宿」。アパレルに雑貨にカフェとお店がたくさん。建物のデザインも個性的。
明治神宮

ここをくぐって、いざお参りに
原宿駅のすぐ隣にある、都内パワースポットの代表格。初詣に訪れる参拝客は日本一なんだとか。表参道口を出てすぐにある神宮橋を渡ると、とにかく広い森が目に入ります。なんとこの一帯全てが明治神宮なんです。
鳥居をくぐって木々に囲まれた道をまっすぐ進むと、左手にまた大きな鳥居。それをくぐって道なりに進んで、さらにもうひとつ鳥居をくぐれば、ついに本殿に到着です。
この一帯の恵まれた自然の中を歩くだけで充分にエネルギーを貰えますが、実は他にもパワースポットが2つあるんです。
ひとつは本殿南側にある明治神宮御苑内にある「清正井」。もうひとつは、本殿裏側(北側)にある森を抜け、そこに広がる芝生公園の池のそばにある「亀石」。せっかく訪れたんだったら、パワーをしっかり充填して帰りましょう。
代々木公園

池のほとりでリラックス
明治神宮に隣接する代々木公園も一緒に見ておきたいところ。明治神宮が厳かな雰囲気なのに対して、こちらはもっとカジュアルに自然を体感できます。
日本初のバードサンクチュアリがあるので野鳥の姿も観察できるし、中央広場の芝の上でお弁当を食べればちょっとしたピクニック気分を味わえますよ。
公園の南側にはイベント広場と野外ステージがあって、毎週末のようにイベントをやっているのも魅力のひとつです。
明治神宮外苑

一度は見てみたい外苑の並木
自然に触れて癒されたいなら、通称「外苑」と言われるこちらもおすすめ。特に有名なのが「いちょう並木」で、新緑のころから紅葉の頃までそれぞれ違った魅力を見せてくれますよ。他にも敷地内を散歩してまわれば、立派な樹木がたくさんあって見ごたえ充分。
またこの一帯は一大スポーツエリアでもあります。野球好きには「神宮球場」、ラグビー好きには「秩父宮ラグビー場」、サッカー好きには「国立競技場」があるエリアとしてお馴染みですね。もっとも国立競技場は「新国立競技場」に生まれ変わるべく建設中ですが(2019年11月完成予定)。
主なアクセスは次の通り
北側
- JR中央・総武線「信濃町駅」から徒歩約5分
- 都営大江戸線「国立競技場駅」から徒歩約5分
南側
- 東京メトロ銀座線「外苑前」から徒歩約8分
- 東京メトロ銀座線・半蔵門線、大江戸線「青山一丁目駅」から徒歩約10分
恵比寿ガーデンプレイス

辺り一帯西洋風
JR恵比寿駅から動く歩道を使って5分ほどにある巨大複合施設群。特にクリスマスシーズン(11月~翌年1月)はイルミネーションを見に来る人であふれています。
建物も道も西洋風なオシャレなつくりとなっているのは、さすがは恵比寿と言ったところ。特に中央にある赤いじゅうたんが敷かれている辺りは本当に日本なのかと思ってしまうくらい。
セレブ気分に浸りながら買い物をするのもいいですが、お酒好きだったら外せないのが「ヱビスビール記念館」。有料(500円)のヱビスツアーを申し込めば、プロの説明を受けながら見てまわれるだけでなく、最後に2杯までビールの試飲ができるんです。
東京ミッドタウン・六本木ヒルズ

六本木ヒルズを下から見上げる
ビジネスの中心地でもある赤坂・六本木エリアを代表するハイセンスな複合施設。もちろんショッピングにレストランは充実していますが、さらに文化施設に自然、そして住宅もそろっていて、そこはまるで「ハイクオリティな街」といった様相です。
高層階のレストランや展望台から見る景色も素晴らしいですし、「ミッドタウン・ガーデン」や「毛利庭園」で、ビジネス街のど真ん中で自然を感じるのも捨てがたい。
芸術面ではミッドタウンの「サントリー美術館」、六本木ヒルズの「森美術館」、そして、ミッドタウンの西側にある「国立新美術館」がおすすめ。この3つで「六本木アート・トライアングル」と呼ばれているんですよ。
東京タワー

スカイツリーには負けないぞ!
スカイツリーができたとはいえ、まだまだ東京のランドマークとして絶大の人気を誇っています。展望台は150mのところにあるメインデッキと250mのところにあるトップデッキの2つ。ただトップデッキに行くには「トップデッキツアー」に申し込む必要がありますが…。
トップデッキに行かなかったとしても、それでも素晴らしい景色を見ることができます。晴れた日だったらお台場の方まで見ることができるし、夜には夜景がとってもきれい。さらに「スカイウォークウインドウ」という床が透けている部分もあって、本当に空中を歩いているかのような景色が足元に広がります。
タワーのふもとにある「フットタウン」には、人気漫画ワンピースのアトラクションが楽しめる「東京ワンピースタワー」が。アトラクション以外にもレストランやオリジナルグッズもあるので、ファン必見ですね。
主なアクセスは次の通り
- JR山手線「浜松町駅」から徒歩約15分
- 都営大江戸線「赤羽橋駅」から徒歩約5分
- 都営三田線「御成門駅」から徒歩約6分
東京23区外の観光スポット

都心よりも広い公園がいっぱい
23区の西側、いわゆる郊外にも魅力ある観光スポットがたくさん。ちょっと都心から行くには時間がかかるかもしれませんが、行って損はないですよ。
井の頭恩賜公園

井の頭池と桜
2017年に開園100年を迎えた、日本初の郊外公園。大きな井の頭池を中心に、自然が広がる憩いのスペースです。桜の名所としても知られているので、その時期には普段よりも大勢の人が訪れます。ボートに乗って池から桜を眺めるのもいいかもしれませんね。
緑の中を散歩して弁財天にお参り、もいいですが、意外に知られていないのが園内にある動物園と水生物園。公園の西側、吉祥寺通りを渡ったところにある「自然文化園本園」が動物園で、ここはリスが放し飼いになっていたり、モルモットに触れあったりできるんです。
一方水生物園は「自然文化園分園」で井の頭池にあります。カモやハクチョウといった水鳥の他、魚類や両生類、水生植物を展示している「水生物館」があります。せっかくならこんな穴場も見ていくのもいいですね。
アクセスは次の通り
- JR中央線「吉祥寺駅」から徒歩約5分
- 京王井の頭線「井の頭公園駅」から徒歩約1分
三鷹の森ジブリ美術館

雰囲気ある建物が見えてまいりました
井の頭公園の南西側に位置する、ジブリファンにはたまらないスポット。ただし入場は日時指定の完全予約制なので、前もってチケットを手に入れておく必要があります(ローソンチケット)。
森の中に入るとそれらしい雰囲気の建物が目に入り、進んでいくと、例のトトロ氏が受付をしています。と思いきや、これは演出で本当の受付場所はもう少し奥。
無事館内に入ったら、そこはもうジブリの世界。「千と千尋の神隠し」が発表された2001年に開館したので、「あれ?これ、なんか見たことあるような…。」と作品に似た風景を見つけることも。
もちろん他の作品のキャラクターも、ポニョにナウシカにジジに、と描かれているので、思わず時間を忘れて探してしまいそう。
この美術館でしか見られないオリジナルアニメがあったり、同じく他では手に入らないオリジナルグッズがあったりと、ジブリファンだったら何が何でも行きたい場所。
深大寺

参道には鬼太郎たちが
都内では浅草寺に次いで古い歴史を持っている深大寺。7世紀につくられたとされる「銅造釈迦如来像」は関東で一番古い仏像で、都内唯一の国宝仏です。
このあたりはきれいな水でも有名。境内では湧き水や滝を見かけ、そのせせらぎに心が清められます。
そしてその水を使ったそば「深大寺そば」が名物。周辺には20店ほどのお蕎麦屋さんがあって、週末ともなれば行列ができることも珍しくありません。
またぜひとも寄ってもらいたいのが「鬼太郎茶屋」です。古民家風の建物の壁に鬼太郎キャラが描かれていたり、周りにオブジェがあったりと、外観だけでもわくわくさせてくれます。
ここでしか買えない限定グッズもあれば、なんとキャラをモチーフにしたスイーツまであるんですよ。
サンリオピューロランド

メルヘンの国への入り口
キティちゃんにマイメロディにぐでたまと、サンリオのキャラクターたちと触れ合える屋内型テーマパーク。アトラクションだけでなくショーやパレードも行われているんですよ。
特にショーやパレードのクオリティが高く、子供はもちろん大人でもサンリオ好きならテンション上がること間違いなし!ファミリーできてもカップルできても盛り上がれるスポットです。
もちろん限定グッズやキャラクターをモチーフにしたスイーツもあります。あまり興味がない男性でも、彼女が盛り上がっているのを見れば自然と一緒に楽しめますよ。
高尾山

きれいに整備された登山道
古くから修験道の場所として知られる標高599mの山。都心部から1時間ほどで来られるため、季節を問わず登山客に観光客にと賑わっています。なんとその登山者数は260万人を超え世界一なんだとか。
しっかりと山を歩ける格好で訪れれば、天狗像がある「高尾山薬王院」や山頂まで行くのが定番。ちょっとした観光だけの場合でも、ケーブルカーで登ったところにある展望台で景色を見て帰れば、山に来たという気分を味わえますよ。
その他、展望台エリアから少し上ったとこにある「さる園」、駅周辺には「高尾山温泉・極楽湯」「TAKAO 599 MUSEUM」「トリックアート美術館」があるので、体力に自信がない人はこちらを楽しみましょう。
東京は他にも観光スポットがいっぱい

豪徳寺は招き猫で有名
東京には今回紹介したスポット以外にも見ごたえがある場所がいくつもあります。いくつかピックアップしますので、観光するコースに合わせて、是非お立ち寄りください。( )内は所在地と最寄り駅です。
- 浜離宮恩賜庭園(中央区:汐留駅)
- アクアパーク品川(港区:品川駅)
- 国立新美術館(港区:乃木坂駅・六本木駅)
- しながわ水族館(品川区:大森海岸駅)
- 船の科学館(品川区:船の科学館駅)
- ワタリウム美術館(渋谷区:外苑前駅)
- 豪徳寺(世田谷区:豪徳寺駅・宮の坂駅)
- 昭和記念公園(立川市:立川駅)
まとめ
行ってみたいスポットは見つかりましたか?意外と都民でも行ったことがない場所もあるので、改めて調べてみると新発見があったりするものです。
数日の観光で全部を見て回るのは難しいですから、あれもこれもとならないように、あらかじめまわるエリアや見たいジャンルでしぼっておくなど計画を立てておくのがとても大切ですね。
都会的なところに歴史や自然を感じさせるところと、東京は魅力があふれるスポットでいっぱい。観光計画を立てる時には、是非この記事を参考にしてくださいね。
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