意外と知らない?東京の都心や副都心ってどこなの?

意外と知らない?東京の都心や副都心ってどこなの?

東京都の中心だから「都心」と誤解しやすいかもしれませんが、都心というのは都市の中心部の略です。

都市の経済を支える事業所、店舗等が集中していて、交通網の中心的位置にもなっています。

ただし、中小都市では使われていません。

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この場合は中心地域とか中心部とかといわれてます。

都心という言葉は、東京、大阪、名古屋の3大都市圏でしか使われていないのです。

このような大都市においては都市機能の分担が進んでいて、都市の中心業務を請け負っている地域が存在し、そのような地域を都心と呼んでいます。

東京都では、そのような都市の中心という意味の他に、東京都の中心を略した意味で使われているのが現状です。

主に経済を支える中心地域が都心とされています。

それに対し副都心とは、都心の周辺にあって機能の一部を分担して請け負っているような地域を指します。

現代では交通網の整備により、物や人の都心への一極集中が分散されることにより副都心は増えています。

必然的に、交通網の網の接点等に副都心は発達しています。

では、東京都の都心、副都心は実際にどの辺りを指しているのか、具体的に紹介しましょう。

東京都の都心はどこ?

東京都の都心はどこ?

実は、東京都の都心にはっきりした地域指定はありません。

それはあまりに都心的機能の発達した地域が多いからです。

交通網が発達していることから、単純に山手線の内側を都心ということもできます。

東京都で都心を広く区単位で捉えますと、千代田区、中央区、港区になります。

これに新宿区、渋谷区も加える人もいますが、ここは副都心とするべきでしょう。

この中でさらに町名で区切りますと、大手町、丸の内、有楽町、内幸町、霞ヶ関、永田町、日本橋、八重洲、京橋、銀座、新橋等が都心になります。

銀座、丸の内辺りには、商業施設、官庁、大企業の本社等が立ち並んでいるところで、より濃い都心といえます。

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東京都の副都心はどこ?

東京都の副都心はどこ?

副都心として、名高い地域は新宿です。

特に1991年に東京都庁が移転してから副都心の代名詞のようになっています。

東京都庁

歌舞伎町などの大繁華街を抱える新宿は、副都心として誰もが異論を唱えません。

都庁のある西新宿地区だけは、新宿新都心という言い方もされています。

これは、西新宿だけは政治の中心であるという位置付けをしたものです。

実は、東京都の副都心は東京都によって指定されています。

それというのも、東京では早くから都心に全ての経済活動が集中してしまっていたためです。

それにより発生していた通勤地獄や慢性化する道路の渋滞は、経済の効率的な発展を妨げるものでした。

山手線

しかも都心部は、地盤も弱く高層ビルの建築も進まないため、副都心を指定して都心の分散化を図ったということです。

現在、副都心は新宿、池袋、渋谷、上野浅草、錦糸町亀戸、大崎、臨海の7つの地域が指定されています。

このうち新宿、池袋、渋谷は1958年から指定された歴史のある地域です。

当時から都心機能をこの地域に分散させる計画があったもので、その役割の大きさから3大副都心とも呼ばれています。

比較的新しくできた東京メトロ副都心線は、この3つの副都心を通ることから、名付けられたものです。

いずれも戦後の東京の急速な巨大化、住宅地の郊外への移転、交通網の整備により発達した地域です。

華やかなショッピングタウン、飲食店街、歓楽街を備えているものです。

さらに1982年になって、上野浅草、錦糸町亀戸、大崎が加えられましたが、これは東京都全体の発展バランスを取るためのものでした。

上野は、昔から東北北陸地方への玄関口としての役割果たし続けていて、京成電鉄のターミナルにもなっています。

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3大副都心もそれぞれに私鉄のターミナルになっています。

新宿は京王、小田急、西武、池袋は東武、西武、渋谷は東急の拠点になっているのです。

これはかって私鉄が山手線の内側への延長を認めてもらえなかったことによるものです。

都心には、東京メトロ、都営地下鉄、JRしか路線がないのはこのためです。

その後、バブルによる地価暴騰の対策面も含めて、1995年には都市圏の拡大とともに臨海副都心も加えられました。

その他の副都心

その他の副都心

時代は進み、指定された副都心の周囲にも副都心のような機能を持った地域が増えてきました。

例えば、町田、吉祥寺、立川、八王子等がそうです。

これらは副副都心ともいわれています。

こうなってくると、だんだん周辺市町村の全てが副都心に絡んでくるようにもなりつつあります。

東京はそれだけの巨大都市であるということが言えます。

また埼玉、神奈川、千葉の隣県をも取り込んで、各地に中核施設が建設され地域発展の拠点になっています。

さいたま新都心、幕張新都心、横浜みなとみらい21がそれです。

新たな副都心としての機能のみならず、生活環境も充実させた新たな都市開発としての機能も期待されているところです。

まとめ

日本が世界に誇る巨大都市東京は、都心だけでは都市の機能がまかなえません。

そこで次々に誕生した副都心が、東京の中の一つの都市のように機能しているのです。

このような副都心が上手く連携し合って成り立っているのが、東京の現実です。

副都心はどこなのかは、東京都がしっかりと指定をしています。

今や、実際の副都心はあらゆる地域に発生してそれぞれの機能を果たしているようにも見受けられます。



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