日本一長い商店街として有名な『天神橋筋商店街』

日本一長い商店街として有名な『天神橋筋商店街』

商人の街、大阪を代表する商店街が、大阪北区にある天神橋筋商店街。

大阪駅、梅田駅からもほど近いところにあります。

全長2,600m、出店数600店余りもある全面アーケードの商店街は、日本一を誇るのです。

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場所的に大阪天満宮が近くにありますので、縁起を担いだ買い物客も来るのでしょう。

ここは大阪の人が大阪らしく生きている場所です。

大阪の今を感じるには、天神橋筋商店街を一巡りするのが簡単な方法なのではないでしょうか。

天神橋筋商店街の歴史と地理

天神橋筋商店街

古くは江戸時代に遡ります。

天満青物市場が、日本の物流拠点として働いていたところから始まるのです。

その後、明治になった1872年まで天満10丁目の名前から、十丁目筋商店街といわれてました。

天満10丁目が天神橋の北側に位置していたからです。

今でも、十丁目(じっちょめ)と呼んでいる人もいるそうです。

地名から商店街は、1丁目、2丁目と続いて分けられています。

1丁目商店街を略して「天1」、3丁目商店街は「天3」というような俗称もあります。

それぞれの商店街で組合を作って切磋琢磨しているのも発展の理由でしょう。

3丁目商店街は、2006年に「がんばる商店街77選」に選ばれています。

天神橋筋商店街を散策する

天神橋筋商店街を散策する

散策などというものは、行き当たりばったり気の向くままに歩くものです。

ですが、あまりに店が多過ぎて遠方からの観光客などはそんなに時間はありません。

効率良く見てまわるのに、一つの案を提供します。

せっかく訪ねてきたのだから、とにかく端から端まで歩いてみたいという人もいるでしょう。

この場合、JR東西線の大阪天満宮駅と、地下鉄の南森町の駅の中間点付近から散策を始めましょう。

この辺りの商店街入り口には、天神祭りにあやかった4体のお迎え人形が設置されています。

大阪天満宮駅は、天神橋筋2丁目になりますので、先に1丁目に向かいましょう。

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「ぶらり歩き申込札」と「満歩状」

天神橋筋商店街を端から端まで制覇した記念にもらえるのが「満歩状」です。

もらったからと言って大したことでもありませんが、旅の記念にはなります。

これが大阪風のおもてなしでしょう。

まずは、証明書となる「ぶらり歩き申込札」をもらっておきます。

これは、1丁目の大賀天神薬局、7丁目のあらもの西台商店で受け取ります。

日曜祝日は閉店していますので、大阪天満宮と洋菓子のアトリエアルションで受け取れます。

それから所定の3地点でスタンプを押してもらうのです。

それだけで、有り難い「満歩状」が手に入ります。

空飛ぶ鳥居

空飛ぶ鳥居

アーケードには、鳥居がいくつもぶら下げられている場所もあります。

まるで鳥居が宙を舞っているかのようです。

それは、2丁目と3丁目の境付近から始まります。

そばにある大阪天満宮から飛んできたような鳥居で、宮内の表参道に見立てているのです。

南側から真朱(まそほ)、桔梗(ききょう)、浅葱(あさぎ)、萌葱(もえぎ)と並べられています。

その下をくぐるように歩いていると、ご利益もありそうな気がします。

何も買わなくてもご利益があれば、それでも良いのではないでしょうか。

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歴史を感じる4丁目

1丁目から散策してきて4丁目になると、4匹のてんとう虫を見かけるようになります。

てんとう虫が4匹ですから、てんよん、つまり天4、天満4丁目を指しているのです。

この辺りから、飲食店が目に付きます。

それなりの活気を感じさせます。

近くには「夫婦橋の石碑」や「夫婦橋地蔵尊」があり、参拝してくる人も多いです。

商店街の歴史を振り返ることのできる写真も見かけることができます。

中村屋のコロッケ

中村屋のコロッケ

1丁目の中村屋のコロッケは、テレビでいろいろな芸能人が一押ししていることで有名になりました。

さぞかし繁盛している立派な店かと思えば、実に地味な店です。

言われなくては気付かずに通り過ぎてしまいそうになるほど、質素な門構えなのです。

繁盛しても変えない信念があるのか、なかなか変えづらいのか、その真意は図りかねます。

ただ、有名なだけあって時間によっては人だかりになっています。

じゃが芋がほくほくしていて甘くて確かに美味しいのも事実です。

少々、冷めても衣のサクサク感が消えないのも嬉しいです。

これは食べ歩きには最適な一品です。

まとめ

天神橋筋商店街は、朝の連ドラ「ちりとてちん」や「ごちそうさん」でロケ地としても知られたスポットです。

大阪らしい表情を見せてくれる場所なのです。

あまりにも大きな商店街ですので、端から端まで普通に直進で歩くだけでも30分以上かかります。

それでは散策にはなりません。

店に寄って品物を見ていたりしていれば、いつの間にか時は経ってしまいます。

食べ歩きなどしていれば、さらに時間はなくなります。

最低でも2時間くらいは余裕を持っておきましょう。

ゆっくりぶらぶらしていれば、大阪のおばちゃんらしき人にも出会うかもしれません。

そんな楽しい出会いを期待して訪ねてみるのも良いでしょう。

イメージにある大阪そのままの大阪を味わおうとすれば、天神橋筋商店街に来ることです。

ちなみに、日本で二番目に長い商店街は、東京都品川区にある戸越銀座商店街です。

⇒東京で一番長い商店街は品川区にある『戸越銀座』



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