あらゆる願いが叶うという四国の『お遍路』してみませんか?

お遍路の仕方

最近はテレビでも紹介されることが増えてきた『お遍路』

パワースポットとしても有名で、元巨人の清原選手が挑戦しているということでも話題になりました。

お遍路は私の中で、お金と時間に自由ができたら真っ先にしてみたいことのひとつでもあります。

後ほど詳しく紹介しますが、普通に徒歩でお遍路した場合で約50日ほどかかり、宿泊代や交通費なども踏まえると費用も50万円ほどかかるそうです。

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これって、学生はともかくとして普通に仕事がある人はほぼ不可能ですよね。

お金は何とかなるとしても、そもそも50日間も休みが取れることはまずありません。

まだ就職していない学生ならともかく、普通に働いている人は会社を辞めたタイミングだとか、定年を迎えた後じゃないと無理ですよね。

そんなことも考慮されてか、お遍路にはもっと手軽な方法もいくつかあるそうです。

その辺りも踏まえて、今回はお遍路がどういったものなのかをまとめてみましたので参考にしてみて下さい。

お遍路とは?

お遍路とは、『お遍路さん』とも呼ばれていますが、四国八十八カ所の霊場・札所を巡礼することです。

四国お遍路

霊場や札所とは寺院のことですが、巡礼者がお寺にお札を打ち付けていくことから札所と呼ばれています。

今から約1,200年前、かつて空海と呼ばれた弘法大師が行っていた巡礼・参拝の修行。

特に厳しいとされている四国の海岸沿いにある札所を八十八カ所巡礼します。

これらの札所は、空海が42歳厄年の巡礼でお開きになりました。

そして、八十八カ所全ての札所を巡り終えると、結願(けちがん)、つまりあらゆる願いが叶うとされています。

  • 『邪念・煩悩を捨てたい』
  • 『残りの人生を健康に過ごしたい』
  • 『何かしらの目標を達成したい』
  • 『どうしても叶えたい夢がある』
  • 『お寺・神社が好き、自然を満喫したい』
  • 『お遍路を通じて自己発見、心身ともに鍛え直したい』
  • 『家族や親族の供養をしたい』
  • 『厄除けをしたい』

このように、人それぞれ悩みや願いは異なりますが、何かしら叶えたいことがあるのなら、この機会にお遍路に挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

お遍路自体は参拝することですが、目的は人それぞれ違って良いのです。

ただ、あらゆる願いが叶うためには、それ相応の険しい道のりが待っています。それなりの覚悟をして旅路に出る心意気が必要です。

四国八十八カ所の霊場・札所

四国八十八カ所第一霊場『霊山寺』

ところで、なぜお遍路は八十八カ所の霊場・札所なのかという疑問が湧いてきますよね。

これは男性と女性の厄年、そして子供の厄年を足したものなんだそうです。男厄が42歳、女厄が33歳、子ども厄が13歳=88ということですね。

ただ、いくつか説があるそうなのでこの限りではありません。

四国八十八カ所の霊場・札所はこのように分けられます。

  • 徳島の札所…1~23
  • 高知の札所…24~39
  • 愛媛の札所…40~65
  • 香川の札所…66~88

これらの八十八カ所の霊場以外にも、番外札所という弘法大師ゆかりの地もあります。

お遍路は、四国をぐるっと一周する形になるため、全長で約1,400キロもの距離があります。

この1,400キロはどんなものかというと、東京から車で鹿児島まで行くのと同じぐらいの距離、または北海道から福岡までの距離でもあります。

四国を一周すると、日本を直線でつないだのと同じぐらいの距離になるのです。

そして距離だけではなく、10キロ以上続く登り坂や険しい峠道、標高が高く空気が薄い場所もあるので、まさに修行。

修行だからこそ、そう簡単に成し遂げられるものではないということです。

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お遍路の仕方

お遍路の仕方

お遍路の仕方はいくつかあります。

  • 順打ち(右回り、徳島⇒高知⇒愛媛⇒香川)
  • 逆打ち(左回り、香川⇒愛媛⇒高知⇒徳島)
  • 区切り打ち(何回かに区切って巡る)

しかし、お遍路は四国八十八カ所を巡って参拝することが目的なので、本来は札所を巡る順番は自由なのです。

この順打ちや逆打ちというのは、八十八カ所を巡るために便宜上定められたものでしかありませんので、このルートが絶対とは限らないのです。

基本的には順打ちで巡りますが、逆打ちの方が御利益が高いと言われているそうです。

その理由は、順打ちでお遍路している弘法大師に巡り会える可能性が高くなるからという言い伝えからだそうです。

区切り打ちは、何回かに区切ってお遍路する仕方で、県ごとに区切って巡礼することを一国参りと言います。

お遍路に要する時間

お遍路さん衣装

  • 徒歩(歩き遍路)…約40~50日間
  • 車を使う…約10日間

『え?車使ってもいいの?』

なんて思いましたが、良いんだそうです。

お遍路は、お気持ち・お心なので、基本的に決まりごとはありません。

徒歩だろうが、車・バス・タクシー・バイク・自転車など何を使おうが自由なのです。極端な話、ヘリを使ったって良いそうなのです。

実際に、現地では観光者向けにロープウェイやケーブルカー、トロッコ電車なども利用できるようになっています。

そういうのはあまり良く思わない人もいるかもしれませんが、目的や事情は人それぞれ、個人のモラルの上で自由なのです。

個人的には、時間と費用さえ何とかなるのであれば、せっかくなので歩き遍路をしたいと思っています。

冒頭でも触れましたが、徒歩でお遍路する場合は期間が40~50日間、宿泊代などの費用も含めると50万円ほどかかります。

これは相当なものですが、一生に一度ぐらいは経験してみたいものですね。

忙しい人は区切り打ちで少しずつお遍路するのがおすすめ

忙しい人は区切り打ちで少しずつお遍路するのがおすすめ

正直、一度に八十八カ所を一気に巡ることができる人はなかなかいませんよね。

だからこそ、普段の生活で都合をみながら区切り打ちでお遍路することをおすすめします。

年間の休日を使って効率良くお遍路するには、3泊4日で4回ぐらいに分けて車で区切り打ちするのが良いんじゃないでしょうか。

それか、ゆっくりペースで1年に1回、計4年間かけて1県ごと一国参りするのも良さそうですね。車を使えば1県あたり3~4日で巡ることができます。

徒歩の場合は、仮に年に2回行ったとしても5年~10年ぐらいかかってしまいますので、一世一代のイベントになりそうですね。

四国近県に住んでいる人ならまだいいのですが、遠方だったりすると往復だけでもかなりの時間がかかります。

なお、霊場・札所は基本的に年中無休ですが、納経所の開館時間は7時~17時と決まっており、お遍路は日の出から日の入りまでが基本とされています。

お遍路はツアーが便利

お遍路はツアーが便利

いまなら旅行会社が企画するお遍路専用ツアーなども各種用意されていますので、そういうのを上手く利用するのも便利です。

いかんせん険しい長旅になりますので、自分で行き方や宿泊先を決めるのはとても大変です。

準備は全てその道のプロに任せた方が、結果的に時間にしても費用にしても効率良く事が運ぶものです。

もし旅先で何かあった時にも現地でサポートが受けられたり、お作法なども教えてもらえるので、そういった意味でも安心ですね。

もちろん、ツアーなので一人で参加することもできるし、家族や友人と参加することもできます。

宿泊においても、一人部屋や相部屋なども自由に選べたり、お寺に泊まったりすることもできるそうなので、旅先での良い出会いもありそうな予感がしますね。

旅は道連れ、旅仲間はプライスレスですね。

他にも、バスやタクシーを使うのか、歩き遍路なのか、一度で全周するのか何回かに分けるのか、出発がどこなのか等、様々なプランが用意されています。

参考までにですが、一度でバスとタクシーで一気に巡るお遍路ツアーは、関東発13泊14日で36~45万円だそうです。

GWなどを上手く利用して2週間のお休みが取れればなんとか行けますね。帰ってきたらグッタリしそうですが。笑

お遍路のツアーはこちらの旅行会社で企画されています。
⇒ クラブツーリズム 国内旅行

東京でもお遍路ができる?

東京でもお遍路ができる?

『お遍路してみたいけど、四国まで行けない。行く時間がとれない』という人は多いかと思います。

サラリーマンになると、長い連休でもせいぜい2週間ぐらいが限界なのではないでしょうか?

実はそういう人のために、東京でもお手軽にお遍路ができます。

そんなラクしちゃっていいの?とも思いますが、四国にお遍路したのと同じ御利益が得られるそうなので、時間が作れない人におすすめです。

御府内八十八カ所巡り(江戸城下町の寺院を巡る)

東京都内の山手線周辺にあり、約1週間で巡礼できるお遍路です。車がなくても電車と徒歩で行くことができます。

四国に比べたらかなり短縮ルートになりますが、それでも八十八カ所あるため簡単ではありません。何回かに分けてお遍路するのが良いでしょう。

東京のパワースポット『玉川大師』

東京都世田谷区二子玉川にある玉川大師の地下には、約20分で巡礼できるというお遍路があります。

東京のパワースポットとしても有名です。

当然ですが、こちらはお遍路の中では最短距離。

ここまで来るとなんでもありじゃないかとも思いますが、これはどうしても忙しくて時間が取れないけどお遍路をしたいという人のためにあります。

こんなに簡単に参拝できてしまうと、お遍路の本来の目的である『巡礼・修行』の意味やその御利益もないんじゃないかと思いがちですが、しっかりと本場四国の住職のお墨付きなんだそうです。

くどいようですが、やはりお遍路はお気持ち・お心なのです。

まとめ

いかがでしたか?

お遍路にも色んな方法がありましたね。

他にもそれぞれ参拝方法や身なり・道具(白衣・金剛杖・菅笠・輪袈裟)などの細かな作法もあるようです。

でも、何もかも完璧にこなさなければならないという必要はなく、あくまで自由に参拝すれば良いのです。

お遍路は、お気持ち・お心が第一。

決まりごとはありません。

作法も完璧にと考えてしまうと、お遍路そのものの敷居が高くなってしまい、結果的に自ら遠ざけてしまいますよね。

きっかけは、『旅行感覚で四国各地の名物でも食べながら自然を満喫し、温泉にでも浸かってこようかな』というだけでも良いのです。

人それぞれお遍路に込める気持ちや目的も違うと思いますが、全ての霊場を回りきった際にはあらゆる願いが叶うとされています。

ぜひ一度は経験してみたいものですね。



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