生活費だけで消えちゃう…一人暮らしの平均貯金額はどのぐらい?

生活費だけで消えちゃう…一人暮らしの平均貯金額はどのぐらい?

一人暮らしをしていると、他の一人暮らしの人と自分とを比べたくなる傾向が強くなるものですが、貯金額についても割と気になったりしませんか?

貯金ができていない人にとっては、これは不安の裏返しでもあるかと思います。

隣の芝は青いと言うけれど、リアルなところ、みんなどのぐらい貯金できているの?

一人暮らしであればほぼ同じ生活条件なので、あまりに世間とかけ離れていれば、自分の金銭感覚に問題も見つかるかもしれませんね。

とはいっても、他人は他人ですから参考程度にしておけば良いぐらいのものでもあります。

以下にリアルな調査結果がありますので、大体の目安として認識しておくといいかもしれません。

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平均値と中央値

他人の貯金額の大体の目安というと、平均を取れば良さそうなものですが、ところがこの平均というのは落とし穴があります。

例えば、10人中9人が500万円で、1人だけ1億円だったとします。

すると、平均は1000万円を超えてしまいます。

しかし、感覚的にはどう見ても平均は500万円ですよね。

世の中に例外は付きものですから、こういうことは案外多く、年収は一部の人だけが高収入であるのも知られています。

貧富の二極化や格差社会と言われていることからも、安易に平均を出してみても、データのばらつき具合が大きくて全く意味のない数値になってしまうこともあるのです。

そこで、参考にしたいのが中央値です。

これは全データを金額順に並べて文字通り中央の値を取るものです。

例えば、先程の例の場合では、中央になるデータは500万円になります。

つまり、上下に大きく外れた例外的な数値を完全に排除することで正確性を増したデータが取れます。

年代別一人暮らし平均貯金額

年代別一人暮らし平均貯金額

2014年に実施された金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」では、以下のような結果が出ています。

20代、30代、40代の年収ランク別の数値を整理したものです。

中央値を基準にして平均値を参考程度に見ると良いでしょう。

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20代

  • ~年収300万円:平均値101万円、中央値0万円
  • 年収300~500万円:平均値273万円、中央値183万円
  • 年収500~750万円:平均値523万円、中央値150万円
  • 年収750万円~:回答なし

30代

  • ~年収300万円:平均値165万円、中央値1万円
  • 年収300~500万円:平均値647万円、中央値259万円
  • 年収500~750万円:平均値1108万円、中央値750万円
  • 年収750~1,000万円:平均値1,503万円、中央値1,860万円
  • 年収1,000万円~:回答なし

40代

  • ~年収300万円:平均値299万円、中央値0万円
  • 年収300~500万円:平均値601万円、中央値136万円
  • 年収500~750万円:平均値1,265万円、中央値690万円
  • 年収750~1,000万円:平均値2,471万円、中央値2,485万円
  • 年収1,000~1,200万円:平均値3,870万円、中央値2,240万円
  • 年収1,200万円~:平均値1,863万円、中央値2,100万円

他人の貯蓄額を知ることの意義

他人の貯蓄額を知ることの意義

やはり、平均値は中央値に比べて高くなっていることが見てとれますが、これは同じ年収でも貯金額の多い少ないのバラつきが大きいと言えそうです。

例えば、年収500万円であっても親から莫大な遺産を譲り受けていれば貯金額は極端に多くなります。

特に年収の低い人において、その傾向は顕著に表れています。

年収300万前後では貯金が少ないのは当たり前ですが、その一方で平均貯金額はなぜか高い。

これはその収入から貯金を増やしたとは考えにくい数字です。

また、今現在、貯金のことなど考えたこともなかった人は、おそらく中央値よりも少ないのではないでしょうか。

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いくら収入が多くても目標を設定しないと貯金できない

貯金できる人とできない人の違いは収入の多さだけとは言えません。

いくら年収が多くても浪費癖があれば貯金できないし、年収が少なくてもコツコツと貯めることができている人もいます。

給料が少ないから…?貯金できない人の特徴5選

まずは、今回の結果を参考に貯金額の中央値を目標にして、平均値の方が高ければ次は平均値へと目標を上げていきましょう。

調査結果を見て、自分の貯金額と比べてかなり差の開いている人もいると思いますが、もっと少ない人もいれば、もっと多いという人もいるはずなので、そこで焦ったり安心したりしてもいけません。

人にはそれぞれの生き様があり、それによってお金の価値観も違います。

貯金をはたいても、使いたい時に使うのも大切な場面もあるでしょうし、将来の夢に向かって生活を切り詰めコツコツ貯めておくのも夢の実現のためです。

貯金は多い方が良いに決まっていますが、そればかりを気にした生活では、お金に振りまわされてしまうものとなります。

自分でお金をコントロールすることの方が大切です。

まとめ

一般に年収が低ければ低いほど貯金額も少ないのは、予想通りですが、こうして数値として出されるとやはり年収を上げることの大切さも感じられます。

特に年収が低い人は、貯金とは縁のない生活も普通のことになっており、むしろ消費者金融などの借金を抱えている人も2割程います。

計画的な借金は悪いことではありませんが、お金を借りているというリスクを抱えることになります。

またその一方で、親の恩恵で貯金がやたら多い人もいます。

いずれにせよ他人の平均貯金額が気になっていた人は、金額の大小に関わらずとりあえず参考にしておくといいですね。

これをきっかけにして、これまで何の貯金も気にすることなくその場その場で支出を繰り返していた人が貯金を始めるようになれば幸いです。

無駄遣いを切り詰めることを習慣にすれば、年収アップに励む気力も湧いてきやすいと思います。

しかしそれ以上にもっと大切なのは、ライフスタイルの構築にあります。

他人の貯金額は参考にはなりますが、あくまでもその人のためのものなので自分を合わせる必要はありません。

ここに出てきた数値は、自分ならではの価値観を掴めるためのきっかけとなるべき数値になればそれで十分です。

月並みですが、お金の面でも計画的に人生設計をしていきましょう。

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