「もう田舎に移住したい…」と思った時に知っておくべき「都会と違う現実的な問題」

「もう田舎に移住したい…」と思った時に知っておくべき「都会と違う現実的な問題」

テレビなどでよく特集される『田舎暮らし』。

のどかで広々とした景色を観ていると、今の生活に疑問を覚える人も少なくないのではないでしょうか。

  • 「都会の慌ただしい生活にもう疲れた…」
  • 「都会で一生を終えるのは何か違う気がする…」
  • 「老後は田舎でのんびり暮らしたい…」

誰しも一度は考えたことがあるかもしれません。

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特に、田舎の地元を離れて上京してきた人にとっては、田舎に帰りたい、もしくはどこか田舎で生活したいと思うのは自然なことです。

若い頃は都会に憧れますが、歳をとってくると段々と故郷の田舎が懐かしくなってくるものです。

そのようなことを真剣に考えれば考えるほど、今の都会の生活に不満を持つようになり、「もう移住しちゃおうっか?」なんていう気持ちが芽生えます。

しかし、「田舎に移住しちゃって果たして大丈夫なんだろうか」など、心配事もあるかと思います。

ここでは、実際に移住する前に知っておくべきリアルな問題について紹介したいと思います。

仕事はあるの?生計は立てれるの?

仕事はあるの?生計は立てれるの?

移住をするからには、移住先で生計を立てられるということが前提となります。

家賃や食費に関しては都会ほどの高さこそないものの、それでも仕事が見つからないようでは、生活していくことができません。

それなので、移住をする前に現地での職を見付ける、もしくは就職活動をすれば見付かるという目安を付けておかなければなりません。

「移住してから考えればいいや…」とか「ま、なんとかなるっしょ」なんて考えてしまいがちですが、確実に生計を立てれるという目安が付かない限り、衝動的な移住はおすすめできません。

都会からの移住先として沖縄が特に人気がありますが、わずか数年でリタイアして戻って来てしまうという人も少なくありません。

その理由がまさに「仕事がない」ということなのです。

こんなはずじゃなかった…?沖縄に移住して失敗した体験談

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移住はゴールではなくスタート

仮に仕事が見付かったとしても、都会で働いていた時の収入の何分の1になってしまい、生活そのものが大変になってしまうというケースもあります。

「家賃が安い田舎なら、月15万円もあれば暮らせるでしょ?」なんて簡単に思ってしまいがちですが、これまで月30万円で生活していた人が一気にその生活水準を下げるというのは至難の業となります。

移住はゴールではなく、移住先で第二の人生が始まるということ。

そのための生計を立てれるようにする必要があるのは、当たり前のことですね。

ちなみに、最近ではネットビジネスで生計を立てている人がこぞって田舎に移住しているそうです。

確かにネット環境さえあれば仕事ができる人にとっては、田舎に移住するのは家賃も相当安くなるし、これまでの収入も変わらないのでメリットの方が大きそうですね。

田舎暮らしの現実的な問題とは?

田舎暮らしの現実的な問題とは?

のどかな田舎では、『誰にも邪魔されずスローライフで伸び伸びと暮らせる』というイメージがあるかもしれません。

それも間違ってはいませんが、田舎には田舎のデメリットがあるということも忘れてはいけません。

ここで、田舎暮らしのデメリットをいくつか紹介しておきます。

意外とヤンキー・DQN・暴走族が多い

意外とヤンキー・DQN・暴走族が多い

閑静な田舎は人口が少ないので、不良・ヤンキー・DQN・暴走族などの若者とは縁のないイメージがありますが、そうでもありません。

そういう属性の人間は、日本全国、世界各国どこにでもいます。

都会で言えば、人口が多い分だけ犯罪率なども高いのですが、その分警察や自治体による取り締まりが強化されていたり、良くも悪くも周囲の目があるため、一定の治安の良さが保たれています。

地方の田舎から上京した人によると、意外にも東京の方が「治安が良い」と感じた人も少なくないそうです。

街全体の中でも特に治安が悪い傾向がある場所とは?

これが田舎のような小さい町になると、一部の人間が幅を利かせて「無法地帯」になっていることもあるので注意が必要です。

これは世界中で言われることですが、都会の人間よりも田舎の人間の方が民度が低いと言われやすいのも、そのためです。

田舎には気の良い人もたくさんいますが、その反面で一部の人間の民度の低さが目立ってしまいます。

せっかく都会で疲れた人生をリセットし、新たなセカンドライフを送ろうと田舎に移住したはずなのに、これでは住みやすいどころか生きてる心地さえしませんよね。

たとえば夜中に小腹が空いて、ちょっとコンビニに行ってみたらヤンキーがたむろしていたなんて光景は珍しいことではありません。

何かされるわけでもなければ特に気になりませんが、ヘタすると絡まれてカツアゲ…なんてこともあるかもしれませんね。

田舎は都会と違って娯楽や繁華街が少ないため、自然とコンビニやファミレスなど身近な場所にヤンキーが集まってきます。

週末の夜なんかは、国道沿いにあるファミレスやカラオケに若者が集まってきて、荒れ放題・無法地帯だったりします。

そんな中でゆっくりと食事を楽しめますか?

また、小学校はともかく、中学や高校が荒れまくっていたら子育ての環境としても最悪です。

ドがつくほどの田舎や集落、辺境の地までいけば、そもそも店がなかったり若者が住んでいないというところもありますが。

でも、それはそれで住みやすいとは言えませんよね…。

閉鎖的で排他的な地域も多い

閉鎖的で排他的な地域も多い

都会に行けば行くほど色んな価値観の人間が集まっているため、ご近所付き合いこそ皆無になりますが、逆に田舎に行けば行くほどご近所との面倒なしがらみも付きまといます。

町会費を払うのはもちろん、市町村の催し物、会合、青年団や消防団などの様々なイベントに付き合わされるといった感じです。

もちろん建前上は強制参加ではないと思いますが、これらをないがしろにして「我関せず」を貫き通そうとすると、村人たちは到底良く思いません。

「これだからよそ者は…」なんて、「村八分」にされてしまうこともあると聞きます。

一旦目を付けられてしまうと、次第にご近所さんから悪口の矛先が向けられるようになったり、酷い場合は村をあげて集団による嫌がらせなどの「陰湿な仕打ち」をされてしまうこともあるようです。

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もちろん社交的な人であれば、早いうちから村に馴染むことによってそういった被害を避けることもできますが、都会の「周囲からの無関心」が心地が良かった人にとっては、近所付き合いは苦痛でしかありません。

田舎のような狭い社会というのは、こちらが何かしたしないに関わらず、よそ者に対して「閉鎖的」であり「排他的」な側面があるということを肝に銘じておきましょう。

陰湿ないじめが多いのも、田舎ならではです。

車がないと生活できない

車がないと生活できない

都会の生活では、交通手段は主に電車やバスで事足りていたと思いますが、田舎ではそうもいきません。

そもそも、電車を日常的に使うという習慣がなく、どこに行くにしても車がないと移動出来ない距離間です。

そのため、車は一家に一台どころか、一人一台が普通となっています。

バスを上手く使えば…と安易に考えていても、そのバス自体が1時間に何本あるのかも分かりませんので、あてにはなりません。

都会から田舎に移住する人は、まず車社会に馴染めるかどうかも考慮しておきましょう。

買い物が不便過ぎる

買い物が不便過ぎる

いまではインターネットで買い物が出来るため、昔と比べると田舎でもかなり便利な生活を送ることができます。

家電やファッションにしても、ネットで何でも買えるので都会に行く必要もありません。

しかし問題なのは、食品や日用品はそうもいかないということです。

田舎だからといってスーパーやコンビニがないわけではありませんが、場所によってはかなり限られてしまいます。

徒歩で気軽に行けるほど近くにない場合が多いので、どこに行くにしても自転車や車は必須となります。

こういった生活の利便性に関しては、移住先の周辺をしっかりと調べておくことが大事です。

田舎レベルにも寄りますが、周辺の景色が良ければ良いほど、周囲にお店がないということです。

都会には都会の良さがあることを忘れていませんか?

都会には都会の良さがあることを忘れていませんか?

都会での生活、たとえば毎日の満員電車による通勤や人ゴミの多さ、自然が少なくて家賃ばかりが高い…など、いつしか人間らしい生活を見失いかけてしまいがちです。

そんな地獄絵図のような生活に辟易してしまった人は「もっとのどかな田舎に移住したい…」と思うのは当然のことです。

しかし、もう一度良く考えてみて下さい。

都会には日常生活や買い物の利便性の高さ、交通の便の良さ、周囲からの無関心、ご近所付き合いの無さなど、それはそれで居心地が良かった面もあるはずです。

田舎には田舎のデメリットもあり、都会には都会のそれをカバーするだけの良さがあることも忘れてはいけません。

都会と田舎どっちに住みたい?暮らしの違いを比較!

極端な田舎を選ぶ必要はない

極端な田舎を選ぶ必要はない

「もう疲れた…田舎に移住したい」と考え始めると、ついつい今の現状から脱したい気持ちが先行し、極端なド田舎を選んでしまう傾向があります。

自然が溢れる癒されるその景色をみて、まるで地獄から天国にでも行けるかのような気分になり、それこそ人里離れた山や海のあるド田舎・村をイメージしてしまいがちではないでしょうか?

たしかにテレビで見る分には魅力的ですが、イメージするのと実際に生活をすることはまるで違います。

現状としては都会の生活に疲れているのであって、でも今までは都会の生活に馴染んでいたわけですから、それだったらほどほどの地方都市にでも移住した方がよっぽど馴染みやすいと言えます。

地方都市であれば、都会の利便性と田舎の側面がほどほどにバランス良くありますので、東京や大阪などの大都市から比べると地方都市でも十分住みやすいはずです。

勢い余って、いきなり人里離れた田舎に移住するなんてことは容易に考えない方がいいかもしれませんね。

もしそれほど肉体的にも精神的にも消耗し切っているのであれば、休暇を取って一度ド田舎にでも何泊かで旅行に行ってみるといいと思います。

その時に、「その場所でずっと生活できるか」ということをしっかりとイメージしてみて下さい。

私個人的には、これからの生活も考慮するのであれば、よほど下準備出来ていない限り、勢いだけで極端な田舎に移住することはおすすめできません。

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